2023年12月26日 年末の圃場



今年最後の葉にんにくを収穫する南国市圃場



数日前は本当に寒さが厳しかった

葉にんにくの出荷も年末になってやっとひと区切り。
植付けから3ヶ月あまり経過した南国市の圃場の様子です。

例年通り、12月の上旬に始まった葉にんにくの出荷。
専用種は例年に比べると葉が硬くなるのが遅くて、年末になってもまだ軟らかく食べられています。
赤玉にんにくの葉も遅れて出荷することになりました。
全体的に、12月になって寒が入らなかったのでどうも成長が鈍いように感じます。

赤玉にんにくは、ほぼ一畝出荷しました。
小ぶりのものが多く、束ねる本数が多くてその分畝を持っていかれたようです。
ここにきて、葉はかなり立派なものが揃うようになってきましたが、提供できる量は残り少なくなっています。

福地ホワイトはこの時期には成長が止まって、葉がべったり地面に垂れて広がっているような感じになるのですが、今のところ暖かい日が続いているので、まだまだ元気な様子です。

葉にんにく専用種は、写真右側の一畝を全て出荷しています。
年末のこの時期には、葉が硬くなって出荷終了になるのですが、今年は軟らかい状態なので、まだ食べられます。
見た目は成長して大きいのに、寒が入ってないので軟らかい?
何だかヘンですね・・・。

土佐にんにくは、例年に比べると少し小さなものが多く、全体的に葉の色が黄色っぽいように感じます。
寒さに当たってないせいでしょうか、ちょっと心配ですね。

1月中旬から2月中旬の最も寒い時期の土佐にんにくは、葉が厚く甘味があって、葉にんにくとしては最上級のものだと思います。
暖かい冬はありがたいのだけれど、人間も植物も何らかの厳しい環境がないと良い味にはならないということなのでしょう・・・か。
年明け、1月中旬頃の土佐にんにくにご期待下さい。