2024年01月21日 ほぼ四ヶ月経過



年が明けてからも暖かな日の続いている南国市圃場



今頃からが一年で最も寒くなる頃ですが・・・

葉にんにくの出荷で、空いた畝が目立つようになってきました。
植付けから4ヶ月あまり経過した南国市の圃場の様子です。

生育は全体的に遅く、例年に比べて遅れています。
専用種を年明けに出荷したのは恐らく初めてのことで、今シーズンは茎や葉が硬くなるのが遅いですね。
ここにきて、赤玉にんにくの葉もやっと大きくなってきましたが、やはり少し遅い。
ひと桁台の気温が続く日がほとんどなく、ほぼ雨も降らない。
この時期のにんにくの成長には、寒さと雨量が影響するようです。

赤玉にんにくは、葉がかなり大きく立派なものが揃うようになってきましたが、出荷予定数量に達したので、今シーズンの販売は終了です。

福地ホワイトは、この時期は寒さで葉がべったりと地面に垂れて広がっているんですが、ぜんぜんそんな様子がありません。

葉にんにく専用種は、ここにきて白い茎の部分が硬くなってきたので出荷終了です。
今シーズンは出荷できる期間が長かったので、ご覧のように畝が減ったり、短くなっています。
終盤に出荷した葉の中にはビックリするほど大きなものがありましたが、筋が入って硬くなったものはなく、美味しく食べられました。
が、やはり寒が入ってないので、葉の甘味は劣るようでした。

土佐にんにくは、例年に比べると少し小さなものが多く、全体的に葉の色が黄色っぽいように感じていたのですが、少雨があってからは葉の緑が回復してきている様子です。
例年、1月中旬頃から葉の出荷を始めるですが、今シーズンはもう少し時間がかかるようです。
最も寒い時期の土佐にんにくは、葉が厚く甘味があって、葉にんにくとしては最上級のものなので、もう少し時間を頂戴したいと思っています。

土佐にんにくの葉の出荷は、例年だと2月中旬頃で終了ですが、今年はもう少し長く出荷できるかも知れません。