2024年02月17日 ほぼ五ヶ月経過



冬らしくない暖かな日の続く南国市圃場



今シーズン最終になる土佐にんにくの葉の収穫

植付けから5ヶ月あまり経過した南国市の圃場の様子です。
一年で最も寒い時期を過ぎたある種安堵感のような思いの残る時期ですが、それも年とともに薄れてきて、今年は特に何も感じることが無かった。
明らかに気候が変わって来ているようです。

生育状況は、例年並に出揃って来ています。
今のところ、寒が入らなかったせいか全体的にひ弱い感じがしていますが・・・。

赤玉にんにくは、茎も葉も硬くて大きく立派なものになってきました。
球根を肥大化する準備が整ってきているようです。

今年の福地ホワイトは、寒さのダメージを全く受けないで育っている様子です。
こんな状況は初めてのことなので、このまま行くととんでもない事になるかも知れません。

葉にんにく専用種は、かなり大きく茂り始めたという感じです。
葉が長く密集するので湿気が籠り、去年は一部にサビ病が発生したこともあったので、今年は3月になったら予防消毒を行う予定です。

土佐にんにくは、ここにきて大きく立派なサイズの葉が揃うようになってきたので、葉にんにくの収穫・出荷が急ピッチで進んでいます。
この時期、寒の入った土佐にんにくの葉は、肉厚であるのに加え、しっかりと甘味ののった独特の味わいで、葉にんにくを知る人にとっては最上級の旨さだと思います。

土佐にんにくの葉の出荷は間もなく予定数量に達しますので、残念ながら近く終了の予定です。