ほぼ例年通りの時期に収穫できた赤玉にんにく
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植付けから7ヶ月、ちょうど赤玉にんにくの収穫を終えた南国市の圃場の様子です。 周辺の田んぼは田植えも終わり、苗が伸び始めたところです。 早生の品種である赤玉にんにくは、ちょうど今頃土佐沖で捕れる上りガツオのシーズンが収穫時期と重なる有難く稀少な在来種であります。 周年にんにくの売られている今では、その有難味も徐々に薄れつつあるようですが、上りガツオと切り離しては語れない高知の春の味覚であります。 赤玉にんにくの収穫からスタートして、葉にんにく、土佐にんにくさらに福地ホワイトと、5月末頃までにんにく収穫が断続的に続きます。
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赤玉にんにくは、雨の日の合間の天気を見つけて、急いで収穫しています。 枯れた下葉が雨で黒ずんで来ていて、これ以上収穫が遅れるとダメにしてしまうところです。
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福地ホワイトは、全体的に花茎が伸び始めて来ています。 寒冷地系の品種が暖地に適応したものですが、間もなく摘蕾して、5月末あたりに収穫となります。
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葉にんにく専用種は、茂った下葉が枯れて雨に打たれて黒ずんで根元に重なり合った状態だったので、数日かけて枯れた下葉を取り除きました。 一部にサビ病が出ていましたが、今のところ大丈夫です。
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土佐にんにくは、摘蕾を行いながら、大きく伸びてきた花茎は収穫しています。 このところ雨の日が多いので、枯れた下葉が黒ずんで来ていますが、根の方はだいぶ肥大化が進んで来ているようです。 ただ気になるのは、球根の粒が分かれて芽を出す2次生長という現象が、今年もポツポツ出てきていること。 これが酷いと粒ごとに枝分かれして、とても売り物にはならないのだ。 毎年、一定量の2次生長は現れるので、今年もできるだけ少量に収まってくれればそれで良いのですが・・・。 これから収穫の終わる5月末頃までは、天気予報を睨んで過ごします。 どうか長雨と早すぎる梅雨入りだけは、切にご遠慮願いたい!!
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